香港は、東アジアの中でもナイトライフが盛んな都市です。香港島にある蘭桂坊(ランカイフォン)には、さまざまなジャンルの音楽や雰囲気のナイトクラブが密集しています。
とはいえ、コロナ前後でナイトクラブもかなり入れ替わったようで、なかなか最新の情報を手に入れることが難しいかと思います。
そこで、現役女子大生の私が実際に訪れた香港のおすすめナイトクラブを紹介します。また、服装や入場料、ナンパの有無など香港のナイトクラブ事情も解説しています。
香港で最高の夜遊びを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
「香港旅行の前に情報収集中!」という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
香港のナイトクラブ事情
香港のナイトクラブに行く前に、気になる情報を紹介します。
夜遊びスポット
私が実際に行ったのは、以下の2つです。
- 蘭桂坊(ランカイフォン)ー香港島(中環)
- 諾士仏台(Knutsford Terrace)ー九龍(尖沙咀)
蘭桂坊(ランカイフォン)
香港島にある「ランカイフォン」は、香港の夜遊びスポットといえばここ!というぐらい人気な場所です。
欧米風のバーやナイトクラブ、カフェが密集しており、夜には多くの人でにぎわいます。外国人も多く、至るところから英語が聞こえます。
地下鉄セントラル(中環)駅D出口から徒歩8分の距離にあります。
「香港で楽しい夜を過ごしたい!」と考えている方は、ぜひ訪れてみることをおすすめします。
諾士仏台(Knutsford Terrace)
九龍半島側のナイトスポットといえば、尖沙咀にある「Knutsford Terrace」です。ランカイフォンと比べると規模は小さいですが、オープンテラス式のバーやカフェが1つの通りに密集しています
尖沙咀駅から徒歩約7分です。少しわかりにくい位置にあるので、地図を見ながら行きましょう。
また、ナイトクラブに行きたい方は、断然ランカイフォンがおすすめです。
服装・持ち物
香港は基本的に日本より気温も湿度も高いです。
女性の場合は、ミニスカートや体のラインが出る服装の人が多いです。クラブに行く場合、カジュアルすぎる格好だと少し浮いてしまうかもしれません。
私は足が太いので、腕や腰など上半身を積極的に露出してなんとか人権を保っていました。露出はあまり普段しないので、「TEMU」や「SHEIN」などの激安ファッションサイトでクラブ用の服を調達しています。
「何を着たらいいのかわからないけど、クラブで浮きたくない…」という方は「オフショルダー」や「ミニスカート」「ミニワンピ」などで検索しましょう。クラブで女の子が着てそうな服が選び放題です。
男性であれば、半袖半ズボンにスニーカーのようなラフな格好でも問題ないと思います。
とはいえ、清潔感が命なので、極力爽やかな服装を心がけましょう。以下のようなシャツにジーパンの組み合わせが一番無難で女ウケが良いと思います。クラブにいる男性の半分はこの格好でした(本当です)。
身分証明書(パスポートでOK)と現金は必須なため、必ず忘れないようにしてください。中に入ったら盗まれないよう、注意しましょう。
荷物は預けられるところもありますが、大きなバッグよりも小さめのバッグやポーチで行くと便利です。
料金
クラブによって入場料は異なりますが、100~500HKD(日本円で約2000円~1万円)のところが多いようです。どうしても値段が気になる場合は、事前に問い合わせるか、直接訪れて聞いてみるとよいでしょう。入場には現金が必要です。
また、身分証明書としてパスポートが必要なため、必ず忘れないようにしてください。中に入ったら盗まれないよう、注意しましょう。
日本人
日本人はほとんど見かけませんでした。かつては日本人観光客も多かったようですが、コロナや円安の影響でかなり減っているようです。香港以外の多くのアジア人は中国本土や韓国から来た人でした。
また、香港は世界中から人が集まる都市のため、アジアだけでなく欧米や中東など様々な地域の人と交流できます。
香港では主に広東語と英語が使われてるため、基本的に英語が話せればコミュニケーションは問題ありません。また香港の若者は中国語(普通語)を話せることがほとんどなので、中国語でもコミュニケーションは可能です。
ただし、香港外から来たクラブやバーの店員は英語しか話せない場合もあるため、注意が必要です。
ナンパ・持ち帰り
クラブにもよりますが、ナンパはあります。日本ほど多くはないですが、女性であれば男性から話しかけられる機会はかなり多いと思います。
日本人は香港でも人気ですが、言語が通じないとわかると途端に離れていってしまう人もいます。カタコトでもいいので、英語でコミニュケーションしてみましょう。
また、私の場合、アジア人男性から話しかけられる機会は多かったですが、非アジア系の見た目の方からはほとんど話しかけられませんでした…泣
アジア人同士の方が仲良くなるチャンスはあるかと思います。
反対に、ナンパをする場合は、英語を話せる人の方が有利かと思います。
終電
香港の終電は日本とおなじぐらいの時間です。たとえ終電を逃したとしても、香港のタクシーはかなり安く、街もコンパクトなため、そこまで費用はかかりません。
終電は気にせず遊びましょう。
香港の若者に人気の2大ナイトクラブ
香港にはたくさんのナイトクラブがあり、それぞれ客層やジャンル、箱のサイズも異なります。
ここでは、現地の香港人に聞いた若者に人気の2大クラブを紹介します。
筆者はどちらも実際に足を運んだので、ぜひ参考にしてください。
Department&Co.
クラブ名 | Department&Co. |
ジャンル | オールジャンル |
年齢層 | 20代前半〜30代前半 |
営業日 | 水~土 22:00~5:00 |
入場料(2023年10月時点) | 100HKD~ |
アクセス | Googleマップ |
1つ目のナイトクラブは、「Department&Co.」です。
店の前には長蛇の列ができており、思わず並んでしまいました。後ろに並んでいたパキスタン人の女の子も、「行列ができているからとりあえず並んでみた」と言っていました。
オールジャンルのクラブなので、メジャーな洋楽やEDMなど知っている曲も多いかと思います。わりとKPOPも多かったです。日本の曲だと、YOASOBIやXGが流れました。
若者が多く、値段も100HKD〜からとリーズナブルなので、クラブ初心者の方にもおすすめです。
大人気のクラブなので、土曜日の0時〜2時は人が多すぎてなかなか歩けなかったです。落ち着いて楽しみたい方は、ピーク時を避けることをおすすめします。
BOOMERANG • The Illusionist
クラブ名 | BOOMERANG • The Illusionist |
ジャンル | オールジャンル |
年齢層 | 20代前半〜30代前半 |
営業日 | 月~日 22:00~5:00 |
アクセス | Googleマップ |
「BOOMERANG • The Illusionist」も、若者に人気のナイトクラブです。世界各国から有名なDJが来ており、週末はかなりにぎわっています。
2021年には、「DJ MAG Top 100ナイトクラブ」に、香港のナイトクラブで初めてランクインしたようです。(98位)
こちらも週末はかなり人が多く、香港の若者には人気なようです。
その他のナイトクラブ
おまけで、他にも有名な香港のクラブを紹介します。私は実際に足を運んでいないですが、現地の人からおすすめされたクラブなので、人気は間違いないでしょう。
SPACE CLUB
「SPACE CLUB」も若者が集まるクラブのようです。クラブ前には多くの男女が並んでいました。
個人的に、私の好きな台湾アーティスト(Marz23、oziなど)がこのクラブでライブを行っていたので、いつかは訪れてみたいクラブの1つです。
Dragon-i
「Dragon-i」は、香港の中でも老舗のナイトクラブです。HIPHOP、R&Bの曲が多く、少し高級感があるそうです。訪れる客層も、社長や芸能人などハイレベル。
大人な夜を味わいたい方にはおすすめです。
香港のナイトクラブまとめ
香港のナイトクラブ事情と、おすすめのナイトクラブを紹介しました。
香港のナイトクラブは、音楽やダンスに夢中になれるだけでなく、世界中の人々と触れ合うこともできます。
香港に行く機会があれば、ぜひナイトクラブに足を運んでみてください。
「クラブのように騒がしいところでなく、落ち着いてお酒を飲みたい…」という方にはバーがおすすめです。こちらの記事を参考にしてください。
「これから香港旅行に行く!」という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。